高級食材アイスプラント

 

アイスプラントはフランス料理にも使われていて、高級食材としてのイメージが強いのですが、最近では全国各地でも栽培されはじめ、スーパーの野菜コーナーでも普通に売られるようになってきています。

 

産地である国立ファームではソルトリーフ、佐賀県ではバラフとクリスタルリーフ、静岡県ではソルティーナという名前で出荷されており、産地は今後も増加してきそうです。

 

アイスプラントの特性は前述しましたが、実際にどのあたりが新野菜なのかは、まず一口食べてみた方がわかりやすいかもしれません。生のままでサラダでも食べられるので、そのままぜひ食べてみてください。

 

まずはひと口噛んでみたらわかりますが、粒々の部分は水を蓄えるプラッター細胞と呼ばれる部分であり、その水泡から出る水分にはちょうどいい塩味とわずかな酸味が感じられるはずで、しかもプチプチという食感も食べ心地がいいと思います。

 

アイスプラントの多肉質の葉は柔らかくて、こうして最初から味がついている状態なので、ドレッシング等が無くても十分おいしいのがメリットです。味見で葉っぱをひと口のつもりでも、ついひと枝位はすんなり食べられるでしょう。このアイスプラントには、リンゴ酸、ナトリウムやカリウムなどのミネラル類、カロチンも豊富に含んでおり、栄養学的にも優れているとのことです。